補助金利用
2023年3月下旬より、補助金制度「こどもエコすまい支援事業」が実施されました。
「こどもエコすまい支援事業」は、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する住宅の省エネ改修等を行う場合に補助金が交付される住宅の省エネ化の推進を目的とした、国土交通省による補助金事業です。
リフォーム工事は、1戸あたり30万~60万円の補助が受けられます。対象となる世帯は、子育て世帯、若者夫婦世帯(どちらかが39歳以下)です。
「こどもエコすまい支援事業」という事業名ですが、住宅の所有者が、補助対象であるリフォーム工事を発注される場合は、世帯の属性にかかわらず申請が可能です。
子育て中の方はもちろん、子どもがいないご家庭でも利用が可能です。
リフォーム予定の住宅を所有されているのであれば、個人の方だけではなく、法人・管理組合なども対象です。
補助金額の上限は、世帯や住宅の種類によって違ってきます。
「子育て世帯」もしくは「若者夫婦世帯」に該当する場合、上限補助額が高くなり、「ご自身が居住するために、既存住宅を購入してリフォーム」される場合にも、補助上限額が優遇される可能性があります。
2023年3月時点では、交付申請の締め切りが「遅くとも、2023年12月31日」とされています。(※予算の上限に達し次第、受付を終了となります。)
契約日の指定はなし
(※ただし、工事請負契約が「着工」までに締結されたものである必要あり)
■着工日の期間:
2022年11月8日〜遅くとも2023年12月31日(交付申請まで)
※「工事の完了期限も、遅くとも2023年12月31日」であること。
工事内容の検討や、打ち合わせなどに掛かる時間もあるので、できるだけ早めに行うことが大切です。
本事業で必須工事とされているのは、省エネ化を目的とする「断熱改修」もしくは「エコ住宅設備の設置」です。
「断熱改修」に該当するのは、内窓の設置などによる「開口部(ドアや窓)の断熱対策」または「外壁や床などに断熱材を施工する断熱リフォーム」です。
いずれの工事も、同事業の事務局に登録されている型番の製品を採用することが条件となります。